腎臓病食レシピ|減塩 お手軽 揚げシュウマイ|管理栄養士監修|低たんぱく

更新日 : 2026年08月07日 公開日 : 2026年03月24日

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腎臓病食の管理栄養士監修・低たんぱくレシピ「減塩 揚げしゅうまい 」

約15分約0.9g 

低たんぱく、低リン、低カリウム・減塩に配慮した管理栄養士(腎臓病療養指導士)監修の安心の腎臓病食レシピです。 豚ひき肉と玉ねぎをふんわりと包み込み、蒸し焼きにしたジューシーな中華点心。レモンを絞ると爽やかさが増し、さっぱりと楽しめる。熱々のまま頬張ると肉汁がジュワッと広がる、食べ応え抜群の揚げシュウマイは、ホームパーティや中華の食卓にぴったり。お弁当のおかずやおやつとしても喜ばれ、子どもから大人まで幅広く愛される。 レシピで使っている「塩ぬき屋」調味料は、無添加で減塩にこだわった商品です。

1人あたりの栄養成分

たんぱく質
8.3g

エネルギー
342kcal

塩分
0.9g

リン
71mg

カリウム
200mg

調理時間
15

材料(1人前)

シュウマイの皮
10g
豚ひき肉
40g
玉ねぎ
40g
片栗粉
6g
生姜
5g
50%減塩 塩ぬき屋 極 だし醤油
12g
ごま油
2g
砂糖
5g
米油
18g
レモン汁
0.5g

作り方

1

生姜はすり下ろし、玉ねぎはみじん切りにして水に5分さらして水気を切る

2

豚ひき肉、玉ねぎ、片栗粉、おろし生姜、50%減塩 塩ぬき屋 極 だし醤油、ごま油、砂糖をボウルに入れ、粘りが出るまでよく混ぜる

3

シュウマイの皮で1の具材を4等分にして包む

4

米油を中火で熱し、シュウマイを入れ、きつね色になるまで約2〜3分揚げる

5

よく油を切って器に盛り、レモン汁をかける

作り方のコツ

玉ねぎや生姜の水気はしっかり切ってください。水分が残っていると、シュウマイの皮で包む際に、包みにくくなってしまいます。
シュウマイを揚げるときに、油をかけながら揚げると火通りが早くなります。やけどにはご注意ください。
種に味をつけることで、タレなしでも美味しい揚げシュウマイになります。
このレシピで使う商品
このレシピで使った商品と、腎臓病食の人気商品をまとめました。
塩ぬき屋 50%減塩 極 だし醤油 300ml
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コメント

ジューシーで旨みがぎゅっと詰まった一品。 レモンを絞ってさっぱりと!
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腎臓病食の低たんぱくレシピ監修の管理栄養士

管理栄養士

管理栄養士:河見 夏美
【資格】
・管理栄養士 (名簿登録番号 第217912号)
・腎臓病療養指導士 (認定登録番号 第01771号)
【ご経歴】
2017年 管理栄養士取得・病院で勤務
2021年 腎臓病療養指導士 取得
2023年 フリーランス管理栄養士

2017年に管理栄養士免許を取得後、6年間にわたり病院にて糖尿病や腎臓病を中心とした栄養指導・入院患者の食事管理に従事。
2021年には「腎臓病療養指導士」を取得し、腎疾患を持つ方の食生活改善に専門的に取り組む。
2023年よりフリーランス管理栄養士として独立。
現在は、腎臓病患者さん向けの栄養相談・コラム監修・レシピ制作などを通じて、「食事で健康を守る」サポートを行っている。
特に腎臓病・糖尿病などの分野で、累計4500件以上の栄養相談実績をもつ。

無塩ドットコム編集部

無塩ドットコムは国内最大級の減塩食品・調味料の専門店です。
高血圧や腎臓病、健康志向の方向けの食品の開発や通販をしております。
またオリジナルの「塩ぬき屋」ブランドでは、無添加や国産にこだわった減塩食を提供しています。

受賞
・2020年ネットショップグランプリ ネット経済新聞賞受賞
参画組織
・2023年より厚生労働省の食環境戦略イニシアチブに参画

腎臓病食レシピ概要

この「揚げシュウマイ」は、腎臓病の食事療法で気をつけたい塩分・たんぱく質・カリウム・リンの4つに配慮した、管理栄養士(腎臓病療養指導士)監修の腎臓病食レシピです。1人前あたり塩分0.9g/たんぱく質8.3g/カリウム200mg/リン71mg/342kcal、調理時間は約15分。豚ひき肉と玉ねぎのたねを、国産丸大豆・鰹節・無添加の「50%減塩 塩ぬき屋 極 だし醤油」で味つけして皮で包み、揚げた、タレなしで食べられる減塩の主菜です。

シュウマイは腎臓病でも食べられる?

気をつけたいのは、シュウマイそのものより「つけダレ」です。しょうゆと辛子をつけて食べると、小皿に注いだしょうゆのぶんがそのまま加わります。どれだけ使ったか分からなくなりやすいのが、つけダレのこわいところです。市販の冷凍シュウマイも、商品によって塩分はかなり違います。パッケージの食塩相当量を確認してください。

このレシピが1人前0.9gに収まっているのは、たねにだし醤油で下味をつけて、タレなしで食べられるようにしているためです。「あとからかける」より「先に決めた量を混ぜ込む」ほうが、塩分は確実に管理できます。仕上げのレモン汁も、塩分を足さずに味を締める役目です。

日本腎臓学会「慢性腎臓病に対する食事療法基準2014年版」では、食塩の基準は1日3g以上6g未満(ステージ1〜5=透析導入前/同基準 表1)、人工透析中の方(ステージ5D)も1日6g未満とされています(同 表2)。なお同基準は1日3g未満の過度な食塩制限は推奨しないともしています。減らせば減らすほどよい、ということではありません。1日3食で単純に3等分すると1食あたり約2g未満が便宜的な目安になります(間食・飲料・卓上の調味料も含めて、1日の合計で6g未満に収めます)。

カリウム200mg・リン71mgをどう考える?

同じ食事療法基準では、カリウムの制限はステージ1〜3aは制限なし、ステージ3bで1日2,000mg以下、ステージ4・5(透析導入前)で1日1,500mg以下血液透析中(5D)で1日2,000mg以下とされています(腹膜透析は原則制限なし。ただし高カリウム血症がある場合は血液透析と同様に制限/同基準 表1・表2)。1食あたりに換算すると約500〜670mgが目安(1日の量を3等分しただけの便宜的な計算で、しかも1食全体の枠です。主食・主菜・汁物の分もあわせて考えてください)のため、1人前200mgのこの主菜は収まりやすい量です。手順1で玉ねぎのみじん切りを水に5分さらしていることも効いています。

リンは、同基準によると体への吸収率が植物性食品で20〜40%、動物性食品で40〜60%、食品加工に使われる無機リン(添加物)では90%以上と大きく違います。リン酸塩などの添加物が使われている加工食品を控えることが、リン対策としては効率的です。この料理は豚ひき肉とシュウマイの皮が中心で、加工肉やリン酸塩を使った食品を使っていません。市販の冷凍シュウマイより、手作りのほうがリンの面では有利です。

減塩でもシュウマイが物足りなくならないのはなぜ?

  • 揚げることで香ばしさが出る…蒸すより香ばしく、油のコクも加わるため、薄味でも満足感があります。
  • しょうがの香り…すりおろしをたねに練り込むと、味の輪郭が出ます。
  • 砂糖とごま油…甘みとコクが加わると、塩味の少なさが気になりません。
  • レモンを絞る…酸味で後味が締まり、タレがなくても物足りなくなりません。

たんぱく質8.3gと342kcalをどう考える?

たんぱく質の指示量はステージ3aで体重1kgあたり1日0.8〜1.0g、ステージ3b〜5(透析導入前)で0.6〜0.8gと病期によって異なります(同基準 表1)。人工透析中の方(ステージ5D)は0.9〜1.2gと、透析導入前より多く必要とされるのが基準です(同 表2。血液透析・腹膜透析とも同じ)。透析中の方は「たんぱく質を減らす」方向ではないため、下のアレンジはあてはまりません。

制限が厳しい方は、豚ひき肉40gを25gに減らし、そのぶん玉ねぎを増やすと、たんぱく質はおよそ3g減らせます。ただし豚ひき肉は必要なたんぱく質源でもあるので、自己判断で減らさず、指示されたたんぱく質量の範囲で調整してください。シュウマイの皮と片栗粉は、たんぱく質をほとんど含まないエネルギー源として役立っています。

お弁当や作り置きには向く?

タレをつけずに食べられるので、お弁当に向いています。冷めても皮の食感が残り、汁気も出ません。保存は冷蔵で翌日までを目安に、温め直しはトースターで。

たねを多めに作って冷凍しておけば、食べたい日に包んで揚げるだけです。減塩の食事が続くと気持ちが沈みがちですが、揚げたてのシュウマイのような「ごちそう感のある一品」があると続けやすくなります。

ほかの献立・使える調味料を探す

同じように塩分・たんぱく質・カリウム・リンを計算した献立は、腎臓病食レシピ一覧(管理栄養士監修)にまとめています。減塩調味料や低たんぱくの食品をお探しの方は、腎臓病・透析の方の食品・調味料もあわせてご覧ください。お弁当にも使える主菜として、お役立ていただければ幸いです。

※ 記載の栄養価は本レシピの栄養計算値です。食事療法の指示量は病期・体格・治療内容によって一人ひとり異なります。数値は目安としてご覧いただき、実際の量は主治医・管理栄養士の指示に従ってください。

※ 調理と献立の注意:①水にさらす・ゆでこぼすでカリウムは減らせますが、完全に抜けるわけではなく、減り方は食材・切り方・水の量・時間によって変わります。②たんぱく質を控えるときはエネルギー不足に注意してください。ただし糖尿病・肥満・脂質異常症などがある方は、油やごはんの増やし方が異なります。③肉や魚を減らす必要がある場合も、野菜だけで置き換えるとたんぱく質やエネルギーが不足することがあります。野菜を増やすときはカリウムが増える点にもご注意ください。いずれも主治医・管理栄養士の指示の範囲で調整してください。

※ この解説は無塩ドットコム編集部が、日本腎臓学会「慢性腎臓病に対する食事療法基準2014年版」(PDF・日本腎臓学会サイト)をもとに作成しました(レシピ本体は管理栄養士・河見夏美(腎臓病療養指導士)が監修しています)。