減塩レシピ

現代ビジネスの「減塩〜 実は日本人に意味がありません」記事は嘘?【減塩コラム】

印刷する

  こんにちは! 減塩専門店「無塩ドットコム」のヒデです。 【減塩、炭水化物…その健康法、実は日本人に意味がありません】という「週間現代」の記事をみつけたのでちょっと簡単にコメント。 記事url https://gendai.ismedia.jp/articles/-/50722?page=2   ↓現代ビジネス記事画像   近年、政府では病気予防の観点からも「減塩」をさらに推奨する流れになっています。 これは高齢化により医療費が毎年1兆円ずつ増えていく中で、財政負担が重い為、医療費削減の為に病気を予防する事に注力しようとしているからです。 しかしこのような流れの中で、上記のような「減塩は意味が無い」という内容の記事もたまに見かけます。 さてこの【減塩、炭水化物…その健康法、実は日本人に意味がありません】という「週間現代」の記事は正しいのでしょうか?   ざっと記事を読んでみると内容に大きな矛盾が。 2ページ目の文中初めには

「減塩は効果も薄く〜」
  などと減塩を否定しているかのように書いてるにも関わらず、 最後には
「食塩感受性を下げるためには、腎臓から食塩を排出しやすくする『カリウム』を多めに摂るのが効果的です。」
と書かかれています。   記事にあるように野菜や果物に多く含まれる「カリウム」は塩分を体から出す働きがあります。 この記事で不思議なのは、あれ?「減塩を不要」と言っているのに、何で最後には「体から塩分を出す必要がある」と言っているのか?です。 要はこの記事は結局、過剰な塩分は体には悪いと言っているのと等しくなります。 そこでこの記事タイトルの「〜減塩は〜 実は日本人に意味がありません」は完全に誤ったタイトルという事になります。 (ちなみに記事中の血圧の塩分感受性については本当です。これについてはまたコメントしたいと思います。)   また今まで減塩は多くの研究がされており、記事にあるように一部の研究で減塩に効果が無い結果が出た事もありますが、その他膨大な研究結果では減塩効果は立証されています。ほとんどの医師は、高血圧の改善や予防に有用であり、さらに心血管病の予防・治療にも有用性があると考えています。   その証拠に専門医師の集まりである「高血圧学会」や「日本脳卒中学会」「日本循環器学会」は減塩をさらに進めるよう提言を出しています。(下記参考) このように雑誌やネットには、一部の意見をそれが正しいかのように記事にする事が多くあります。 雑誌やネットの健康記事は、アクセス数を稼ぐための、あおり記事も多いので惑わされないようにしたいですね。   日本高血圧学会 https://www.jpnsh.jp/general_salt.html 日本循環器学会 https://www.j-circ.or.jp/sikkanpg/case/case2/about5.htm 日本循環器学会と日本脳卒中学会の5カ年計画(減塩などの取組み) https://www.jsts.gr.jp/img/five_year_plan.pdf