腎臓病食レシピ|減塩 オムライス|塩分0.7g・低たんぱくのふわとろ卵
更新日 : 2026年10月14日 公開日 : 2026年08月07日

約20分約0.7g管理栄養士(腎臓病療養指導士)監修
1人あたりの栄養成分
たんぱく質
14.7g
エネルギー
612kcal
塩分
0.7g
リン
162mg
カリウム
466mg
調理時間
20分
材料(1人前)
- 低たんぱくごはん
- 180g
- 鶏ひき肉
- 40g
- 塩
- 0.5g
- 卵
- 50g
- 食塩不使用バター(ご飯用)
- 10g
- 食塩不使用バター(卵用)
- 10g
- 食塩不使用ケチャップ(ご飯用)
- 25g
- 食塩不使用ケチャップ(かける用)
- 25g
作り方
|
1 |
フライパンに食塩不使用バター(ご飯用)を入れて中火で熱し、鶏ひき肉を入れ、火が通るまで炒める |
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2 |
低たんぱくご飯と食塩不使用ケチャップ(ご飯用)、塩を入れ、全体をよく混ぜながら炒めて皿に盛る |
|
3 |
フライパンをキッチンペーパーで拭き、食塩不使用バター(卵用)を入れて中火で熱し、溶いた卵を一気に入れる |
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4 |
素早くかき混ぜて半熟状になったら、ご飯に乗せる |
|
5 |
仕上げに食塩不使用ケチャップ(かける用)をかける |
作り方のコツ
| * | ご飯にバターとケチャップをしっかり行き渡らせると、美味しさがアップします。 |
| * | バターを使うことで香りよく仕上がります。 |
| * | 卵は半熟でも、良く焼いても◎です。 |
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*2025年9〜12月の当店販売実績(注文金額)に基づく人気順
減塩のコツ
| * | 食塩不使用のケチャップとバターを使うことで、うま味やコクを保ちながら塩分を抑えられます。 |
| * | 低たんぱくごはんを使うことで、たんぱく質やリン・カリウムに配慮しながら主食を楽しめます。 |
| * | ケチャップの酸味と卵・バターのコクが重なり、少ない塩分でも満足感のある味わいに仕上がります。 |
コメント
| * | バターとケチャップのコクで、塩分0.7gでも大満足のオムライスです。 |
市販のオムライスやケチャップライスは食塩を含みますが、低たんぱくごはんと食塩不使用ケチャップに置き換えると、味わいを保ったまま1食分の食塩相当量やたんぱく質に配慮できます。腎臓病食・たんぱく調整食の常備品は腎臓病食・たんぱく調整食の食品カテゴリ、無添加・減塩の調味料は塩ぬき屋シリーズからお選びいただけます。副菜にはにんじんのごまみそ炒めなど、ほかの腎臓病食レシピもあわせてご覧ください。
腎臓病食の低たんぱくレシピ監修の管理栄養士
管理栄養士:河見 夏美
【資格】
・管理栄養士 (名簿登録番号 第217912号)
・腎臓病療養指導士 (認定登録番号 第01771号)
【ご経歴】
2017年 管理栄養士取得・病院で勤務
2021年 腎臓病療養指導士 取得
2023年 フリーランス管理栄養士
2017年に管理栄養士免許を取得後、6年間にわたり病院にて糖尿病や腎臓病を中心とした栄養指導・入院患者の食事管理に従事。
2021年には「腎臓病療養指導士」を取得し、腎疾患を持つ方の食生活改善に専門的に取り組む。
2023年よりフリーランス管理栄養士として独立。
現在は、腎臓病患者さん向けの栄養相談・コラム監修・レシピ制作などを通じて、「食事で健康を守る」サポートを行っている。
特に腎臓病・糖尿病などの分野で、累計4500件以上の栄養相談実績をもつ。
無塩ドットコム編集部
無塩ドットコムは国内最大級の減塩食品・調味料の専門店です。
高血圧や腎臓病、健康志向の方向けの食品の開発や通販をしております。
またオリジナルの「塩ぬき屋」ブランドでは、無添加や国産にこだわった減塩食を提供しています。
受賞
・2020年ネットショップグランプリ ネット経済新聞賞受賞
参画組織
・2023年より厚生労働省の食環境戦略イニシアチブに参画
腎臓病食レシピ概要
1食あたりの塩分0.7g。低たんぱく・低リン・低カリウム・減塩に配慮した、管理栄養士(腎臓病療養指導士)監修の安心レシピです。低たんぱくごはんと食塩不使用ケチャップで作る、無添加のオムライスです。バターで炒めたケチャップライスに、ふわとろの半熟卵をのせて仕上げます。鶏ひき肉と卵でしっかり食べごたえがありながら、塩分は0.7gに抑えられるので、腎臓病の食事管理中でも楽しめる主役級のご飯ものです。
腎臓病の食事をもっと詳しく
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この「減塩 オムライス」は、腎臓病の食事療法で気をつけたい塩分・たんぱく質・カリウム・リンの4つに配慮した、管理栄養士(腎臓病療養指導士)監修の腎臓病食レシピです。1人前あたり塩分0.7g/たんぱく質14.7g/カリウム466mg/リン162mg/612kcal、調理時間は約20分。低たんぱくごはんと食塩不使用のケチャップ・バターで作った、ふわとろ卵のオムライスです。
オムライスの塩分は、どこから来る?
オムライスの塩分は、ケチャップ・コンソメ・バター・仕上げのソースから入ります。とくにケチャップは50gも使うため、影響が大きくなります。市販のケチャップは商品によって食塩相当量が違うので、パッケージの表示を確認してください。
このレシピが1人前0.7gに収まっているのは、ケチャップ50g・バター20gをすべて食塩不使用のものにして、塩は0.5gだけ使っているためです。使う量が多い調味料ほど、食塩不使用に替えたときの効果が大きくなります。
塩分0.7gは、腎臓病の食事でどのくらいの量?
日本腎臓学会「慢性腎臓病に対する食事療法基準2014年版」では、食塩の基準は1日3g以上6g未満(ステージ1〜5=透析導入前/同基準 表1)、人工透析中の方(ステージ5D)も1日6g未満とされています(同 表2)。なお同基準は1日3g未満の過度な食塩制限は推奨しないともしています。減らせば減らすほどよい、ということではありません。1日3食で単純に3等分すると1食あたり約2g未満が便宜的な目安になります(間食・飲料・卓上の調味料も含めて、1日の合計で6g未満に収めます)。この計算でいくと、主食と主菜を兼ねて0.7gのこのオムライスは、1食の枠に余裕をもって収まる量です。
低たんぱくごはんを使うと何が変わる?
たんぱく質の指示量はステージ3aで体重1kgあたり1日0.8〜1.0g、ステージ3b〜5(透析導入前)で0.6〜0.8gと病期によって異なります(同基準 表1)。人工透析中の方(ステージ5D)は0.9〜1.2gと、透析導入前より多く必要とされるのが基準です(同 表2。血液透析・腹膜透析とも同じ)。透析中の方は「たんぱく質を減らす」方向ではないため、下の説明はあてはまりません。
ごはんにもたんぱく質は含まれます。ふつうのごはん180gなら、それだけで4〜5g程度になります。低たんぱくごはんに替えると、この分を大きく減らせます。このレシピのたんぱく質14.7gは、低たんぱくごはんを使ったうえで、鶏ひき肉40gと卵50gを足した数字です。ふつうのごはんに替えると、さらに増えます。
低たんぱくごはんは商品ごとにエネルギー・食塩・カリウム・リンが違います。パッケージの表示を確認してください。たんぱく質の制限が厳しい方は、鶏ひき肉40gを25gに減らすと、たんぱく質をさらに3gほど抑えられます。
カリウム466mgをどう考える?
同じ食事療法基準では、カリウムの制限はステージ1〜3aは制限なし、ステージ3bで1日2,000mg以下、ステージ4・5(透析導入前)で1日1,500mg以下、血液透析中(5D)で1日2,000mg以下とされています(腹膜透析は原則制限なし。ただし高カリウム血症がある場合は血液透析と同様に制限/同基準 表1・表2)。1食あたりに換算すると約500〜670mgが目安(1日の量を3等分しただけの便宜的な計算で、しかも1食全体の枠です。主食・主菜・汁物の分もあわせて考えてください)のため、1人前466mgのこのオムライスは、1食の目安の上限に近い量です。カリウムの制限が厳しい方はご注意ください。
この数字が高めなのは、食塩不使用ケチャップを50g使っているためです。ケチャップはトマトが原料で、カリウムを含みます。かける用の25gを半量にすると、カリウムを抑えられます。味が足りないときは、こしょうやパセリで香りを足してください。正直な数字としてお伝えします。
減塩でもオムライスの味が決まる理由は?
エネルギー612kcalは高すぎる?
腎臓病の食事療法では、たんぱく質を控えるとエネルギーまで足りなくなることが問題になります。同じ食事療法基準も、十分なエネルギーの確保が必要としています。1皿612kcalというこのオムライスは、1食分としてエネルギーを確保しやすい形です。バターを2回に分けて使っているのも、その設計です。
ただし糖尿病・肥満・脂質異常症がある方は、バターやごはんの増やし方が異なります。主治医・管理栄養士にご確認ください。リンは、同基準によると体への吸収率が植物性食品で20〜40%、動物性食品で40〜60%、食品加工に使われる無機リン(添加物)では90%以上と大きく違います。リン酸塩などの添加物が使われている加工食品を控えることが、リン対策としては効率的です。
ほかの献立・使える調味料を探す
同じように塩分・たんぱく質・カリウム・リンを計算した献立は、腎臓病食レシピ一覧(管理栄養士監修)にまとめています。減塩調味料や低たんぱくの食品をお探しの方は、腎臓病・透析の方の食品・調味料もあわせてご覧ください。洋食が食べたい日に、お役立ていただければ幸いです。
※ 記載の栄養価は本レシピの栄養計算値です。食事療法の指示量は病期・体格・治療内容によって一人ひとり異なります。数値は目安としてご覧いただき、実際の量は主治医・管理栄養士の指示に従ってください。
※ 調理と献立の注意:①水にさらす・ゆでこぼすでカリウムは減らせますが、完全に抜けるわけではなく、減り方は食材・切り方・水の量・時間によって変わります。②たんぱく質を控えるときはエネルギー不足に注意してください。ただし糖尿病・肥満・脂質異常症などがある方は、油やごはんの増やし方が異なります。③肉や魚を減らす必要がある場合も、野菜だけで置き換えるとたんぱく質やエネルギーが不足することがあります。野菜を増やすときはカリウムが増える点にもご注意ください。いずれも主治医・管理栄養士の指示の範囲で調整してください。
※ この解説は無塩ドットコム編集部が、日本腎臓学会「慢性腎臓病に対する食事療法基準2014年版」(PDF・日本腎臓学会サイト)をもとに作成しました(レシピ本体は管理栄養士・河見夏美(腎臓病療養指導士)が監修しています)。