腎臓病食レシピ|しいたけのバター焼き|無塩・低たんぱく・管理栄養士監修

更新日 : 2026年10月01日 公開日 : 2026年05月09日

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腎臓病食の管理栄養士監修・低たんぱくレシピ「しいたけのバター焼き」

約5分約0g管理栄養士(腎臓病療養指導士)監修 

【腎臓病食レシピ】しいたけのバター焼き|無塩・低たんぱく・管理栄養士監修 #減塩レシピ #低タンパクレシピ 作り方動画のサムネイル ▶ 作り方の動画を見る

1人あたりの栄養成分

たんぱく質
1.6g

エネルギー
123kcal

塩分
0g

リン
43mg

カリウム
150mg

調理時間
5分

材料(1人前)

しいたけ
45g
黒こしょう
1g
無塩バター
15g

作り方

1

しいたけの軸を切り落とす

2

耐熱容器にしいたけを入れ、その上に無塩バターをのせる

3

黒こしょうを全体にまんべんなく振りかける

4

ラップをかけ、電子レンジ600Wで2分加熱する

作り方のコツ

* しいたけを丸ごと電子レンジでチンすることでジューシーになります。
* 加熱時間は調整してください。
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コメント

* しいたけの旨みと香りを、バターと黒胡椒で引き立てたシンプルな一皿です。 素材のおいしさをしっかり楽しめます。
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腎臓病食の低たんぱくレシピ監修の管理栄養士

管理栄養士

管理栄養士:河見 夏美
【資格】
・管理栄養士 (名簿登録番号 第217912号)
・腎臓病療養指導士 (認定登録番号 第01771号)
【ご経歴】
2017年 管理栄養士取得・病院で勤務
2021年 腎臓病療養指導士 取得
2023年 フリーランス管理栄養士

2017年に管理栄養士免許を取得後、6年間にわたり病院にて糖尿病や腎臓病を中心とした栄養指導・入院患者の食事管理に従事。
2021年には「腎臓病療養指導士」を取得し、腎疾患を持つ方の食生活改善に専門的に取り組む。
2023年よりフリーランス管理栄養士として独立。
現在は、腎臓病患者さん向けの栄養相談・コラム監修・レシピ制作などを通じて、「食事で健康を守る」サポートを行っている。
特に腎臓病・糖尿病などの分野で、累計4500件以上の栄養相談実績をもつ。

無塩ドットコム編集部

無塩ドットコムは国内最大級の減塩食品・調味料の専門店です。
高血圧や腎臓病、健康志向の方向けの食品の開発や通販をしております。
またオリジナルの「塩ぬき屋」ブランドでは、無添加や国産にこだわった減塩食を提供しています。

受賞
・2020年ネットショップグランプリ ネット経済新聞賞受賞
参画組織
・2023年より厚生労働省の食環境戦略イニシアチブに参画

腎臓病食レシピ概要

1食あたりの塩分0g(無塩)。低たんぱく・低リン・低カリウムに配慮した、管理栄養士(腎臓病療養指導士)監修の安心レシピです。 しいたけの凝縮された旨味に、バターの濃厚なコクと香りが絡み合う至福の一品です。黒こしょうが味を引き締め、シンプルながらもお箸が止まらない美味しさ。肉厚なしいたけのジューシーな食感は、噛むほどに芳醇な風味が口いっぱいに広がります。あと一品欲しい時の副菜として重宝する、素材を活かした絶品料理です。 レシピで使っている「塩ぬき屋」調味料は、無添加で減塩にこだわった商品です。

この「しいたけのバター焼き」は、腎臓病の食事療法で気をつけたい塩分・たんぱく質・カリウム・リンの4つに配慮した、管理栄養士(腎臓病療養指導士)監修の腎臓病食レシピです。1人前あたり塩分0g/たんぱく質1.6g/カリウム150mg/リン43mg/123kcal、調理時間は約5分。しいたけに無塩バターと黒こしょうをのせて電子レンジで2分加熱するだけの、調味料に塩をいっさい使わない無塩の副菜です。

しいたけは腎臓病でも食べていい?

しいたけは、腎臓病だから避けるべき食材ではありません。きのこ類はカリウムを含みますが、この一品は1人前でカリウム150mg・リン43mg・たんぱく質1.6gに収まっています。

同じ食事療法基準では、カリウムの制限はステージ1〜3aは制限なし、ステージ3bで1日2,000mg以下、ステージ4・5(透析導入前)で1日1,500mg以下、血液透析中(5D)で1日2,000mg以下とされています(腹膜透析は原則制限なし。ただし高カリウム血症がある場合は血液透析と同様に制限/同基準 表1・表2)。1食あたりに換算すると約500〜670mgが目安(1日の量を3等分しただけの便宜的な計算で、しかも1食全体の枠です。主食・主菜・汁物の分もあわせて考えてください)のため、1人前150mgのこの副菜は余裕をもって収まります。

カリウムをもっと抑えたいときは、しいたけを薄切りにして、さっと下ゆでしてから焼く方法があります。ゆで汁は捨ててください。ただしこのレシピは「丸ごとレンジで加熱してジューシーに」が持ち味なので、数値に余裕がある方はそのままで大丈夫です。

塩を使わないのに、なぜ味が決まる?

日本腎臓学会「慢性腎臓病に対する食事療法基準2014年版」では、食塩の基準は1日3g以上6g未満(ステージ1〜5=透析導入前/同基準 表1)、人工透析中の方(ステージ5D)も1日6g未満とされています(同 表2)。なお同基準は1日3g未満の過度な食塩制限は推奨しないともしています。減らせば減らすほどよい、ということではありません。1日3食で単純に3等分すると1食あたり約2g未満が便宜的な目安になります(間食・飲料・卓上の調味料も含めて、1日の合計で6g未満に収めます)。この一品は塩分0gなので、主菜や汁物にそのぶんをまわせます。

塩を使わずに成立するのは、しいたけ自体のうまみが強いからです。

  • しいたけのうまみ…きのこのうまみ成分が、塩がなくても「味がある」と感じさせます。減塩の強い味方です。
  • 無塩バターのコクと香り…乳脂肪の香りは、薄味の物足りなさを埋める一番の要素です。
  • 黒こしょうの刺激…塩分ゼロで味を引き締められます。
  • 丸ごとレンジで加熱する…水分が逃げず、噛んだときにうまみの汁があふれます。焼くより手軽で、失敗もありません。

たんぱく質1.6g・リン43mgをどう考える?

たんぱく質の指示量はステージ3aで体重1kgあたり1日0.8〜1.0g、ステージ3b〜5(透析導入前)で0.6〜0.8gと病期によって異なります(同基準 表1)。人工透析中の方(ステージ5D)は0.9〜1.2gと、透析導入前より多く必要とされるのが基準です(同 表2。血液透析・腹膜透析とも同じ)。

この副菜はたんぱく質1.6g・リン43mgと低く、主菜が肉や魚でも1食の合計をほとんど押し上げません。エネルギーは123kcalとしっかりあるので、たんぱく質を控えるとエネルギーが足りなくなるという食事療法の悩みにも向いています。無塩バターの油分がその役目を担っています。

5分でできる。忙しい日や、あと一品ほしいときに

材料は3つ、加熱は電子レンジで2分。腎臓病の食事は「作るのが大変」で続かなくなることが多いので、こうした短時間の一品を覚えておくと続けやすくなります。加熱時間はしいたけの厚みで変わるので、様子を見て調整してください。

えのき・しめじ・エリンギなど、ほかのきのこでも同じ作り方でできます。作り置きより、食べる直前に作るほうがジューシーに仕上がります。

ほかの献立・使える調味料を探す

同じように塩分・たんぱく質・カリウム・リンを計算した献立は、腎臓病食レシピ一覧(管理栄養士監修)にまとめています。減塩調味料や低たんぱくの食品をお探しの方は、腎臓病・透析の方の食品・調味料もあわせてご覧ください。「5分でできる、塩を使わない一品」として、お役立ていただければ幸いです。

※ 記載の栄養価は本レシピの栄養計算値です。食事療法の指示量は病期・体格・治療内容によって一人ひとり異なります。数値は目安としてご覧いただき、実際の量は主治医・管理栄養士の指示に従ってください。

※ 調理と献立の注意:①水にさらす・ゆでこぼすでカリウムは減らせますが、完全に抜けるわけではなく、減り方は食材・切り方・水の量・時間によって変わります。②たんぱく質を控えるときはエネルギー不足に注意してください。ただし糖尿病・肥満・脂質異常症などがある方は、油やごはんの増やし方が異なります。③肉や魚を減らす必要がある場合も、野菜だけで置き換えるとたんぱく質やエネルギーが不足することがあります。野菜を増やすときはカリウムが増える点にもご注意ください。いずれも主治医・管理栄養士の指示の範囲で調整してください。

※ この解説は無塩ドットコム編集部が、日本腎臓学会「慢性腎臓病に対する食事療法基準2014年版」(PDF・日本腎臓学会サイト)をもとに作成しました(レシピ本体は管理栄養士・河見夏美(腎臓病療養指導士)が監修しています)。

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